修理の際 気になるのは 別のソールに変えた後の 履き心地の変化 が差し支えないか、という事。
ラッセモカシンのシングルバンプ レザーミッドソール 生ゴムソールの仕様ですが、
全体にカビが生えていたり 特にレザーミッドソールが生えやすい状況だった為 シングルのラバーミッドソールに変更。
ソールをvibram232に変えたので 元のシチュエーションとは大きく変化する形になります。
生ゴムの柔らかさと 中底代わりのレザーミッドソールの無くなったので、そのまま気にせずソールを付けると履き心地が硬くなってしまします。
ラッセルモカシン vibram232 オールソール 修理 ミッドソール交換 ブーツクリーニング
純正でも仕様により取り付けてあるバッカーを革で作り ミッドソールと一緒に縫い付けます。
上からバッカー ミッドソール アウトソールです。
↑左はそのままで右は取り付けたもの ↓ 足あたりを良くする為にインソールにスポンジを入れて貼り合わせます。
シンプルな仕上がりですが、シンプルとは裏腹に履き心地を確保する内容となっています。
ラッセルモカシン ウェーディングシューズ フェルトオールソール交換 ハトメ加工
素材持ち込みでの対応になりますが、ウェーディング用に交換可能です。
水抜きのハトメを取り付けます。立体になっている部分なので通常の理屈では取り付けられませんがやり方次第で取り付け可能です。
以前の物はそうでも無かったですが、今回持ち込んでいただいたフェルトは削るとドロドロに溶けてしまい加工が大変でした。
化繊なので致し方ないのですが、やはり知っている素材と使い慣れていない物では勝手が違いますね。
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