2013年7月8日月曜日

メンズシューズ ステッチダウン オールソールVIBRAM2021 腰裏補修

ステッチダウン製法場合アッパーの革がコバ周りまで有るのですが、こちらはその上にラバーのウェルトを巻いてグッドイヤーの様な仕上がりにしておりました。ソールの間に挟んでいるのがフェルトだったり南方と呼ばれる圧縮した革や紙を使っている場合、水に濡れるとふやけたり崩れていたり足当たりが悪くなり易いです。
中底(靴の本体)の無い靴なので特に履き心地やサイズ感が変わらないように意識して修理しておりますが、ある意味修理の中で一番難しい製法と思います。