今回はピンヒールと呼ばれるタイプと積み上げヒールタイプの交換になります。
ピンヒールは基本プラスチック製になりまして高さや形状などは出来上がっているものになります。
それにアッパーと同じ革だったり、塗装をしたり、または積み上げ風のスタック革を巻いて仕上げたり
して取り付けています。
ピンヒールの交換の難しいところは全く同じヒールというのはほぼ無く、近い形状の物での交換となると
ヒールストックの現物がないためイメージが伝えづらい点にあります。
ヒール自体の高さや角度 ヒールカップの大きさ、形状など用意しようとすると数千種類は用意しなくてはいけない点、またヒールの形自体に流行があったりすることを考えるとストックをするのも難しかったりします。
逆にいえば少し太いヒールに変えて見たい、違うデザインのタイプに変えたいということであればお客様との相談の上でご用意することは可能です。
積み上げタイプは様々な素材を積み上げてこちらで作るので同じ様な
形状仕上がりにできます。ソールが減っている状態を見てバランスを取り直します。
ウエスタンタイプ
いずれにしてもヒールは道具として見た時に地面にちゃんとついていないと
履き心地に出ますのである程度の状態で修理を必要とします。
と 減りすぎた自分の靴を見て書いてみる、訳です。