2012年9月27日木曜日

CHIPPEWAチペワエンジニアブーツ ♯4014 カスタム

チペワのエンジニアブーツをソールカスタムいたしました。



ビブラム♯4014に交換しています。
間にレザーソールを挟み、ヒールバランスを取るためヒール部分にもミッドソールお追加しています。


Tricker's トリッカーズ カントリー リフト交換

ヒールの減り方は人それぞれですが、
ある程度減ってくると極端に斜めに削れてきます。

そういった場合はヒールごと交換するか、減った所に一度補修(アタッチ)を掛けて再度リフト修理を行う事が出来ます。

今回はアタッチしての修理です。


私的にはロングブーツのトリッカーズが好きですが、やっぱりカントリーのこの雰囲気はここの代名詞ですね。





補修した所が黒であればほぼわからないのですがブラウンやナチュラル等は少しラインは残ってしまいます。
何れにしても出来るだけ目立たないように加工致します。

2012年9月23日日曜日

スエードチャッカブーツ製作中

他のお店のご依頼でメンズのチャッカブーツのサンプル製作中







あえてアンライニング使用にしています。
ソールを付けて、木型を抜いたらどんな表情になるのかドキドキです。






まだtonearmでは、メンズの展開出来ていなくて
申し訳ないですが・・・

これを気に徐々に製作も開始したいと思ってます。

2012年9月21日金曜日

ALDENオールデン コードバンブーツにヴィンテージスチール

オールデンのコートバンブーツにヴィンテージスチールお付けしました。



モディファイラストにこのクラシックなデザイン。
素敵なフォルムで魅了されます。

オールデンのブーツのこの鳩目の間隔の細かさがツボです。

2012年9月19日水曜日

VIBARGビバーグ ハイカー ビブラム♯132にソール交換

次はこちらのハイカーの修理です。

元はビブラム♯2021が付いていました。



ゴツくてボリュームを出した雰囲気にしたいとのご要望でした。
お客様とご相談の上、ビブラム♯132をご提案させていただきました。

このソールであればミッドソールの交換をしなくてもソールのみ交換ができ、
日数も早く、料金も比較的手頃に可能です。

登山靴でも使われるソールなので、雰囲気もバッチリ合いますね。





VIBARGビバーグ ショートシフトブーツ ♯2021ソール交換


VIBARGって色々な読み方されているんですよね。
ヴァイバーグ、ヴァイバー、ビバーグ・・・

何故統一されていないのか不思議ですが、
tonearmではビバーグと読ませていただいてます。

VIBARGの修理が立て続けに入って来ています。

まずはこちらショートシフトブーツのソール交換です。



今回は同じビブラム♯2021のベージュで交換しています。
このソールは減りやすいと難点もありますが、何よりも軽くてクッション性が高いのが特徴です。


2012年9月14日金曜日

加水分解してしまったソールをオールソール交換

こちらの靴加水分解してしまっておりました。

ウレタン系の素材というのは、軽くて減りにくいという良さがある一方、
寿命があるという最大の難点があります。
スニーカーなどに使われることが多いですね。

さらにずっと箱などにいれしまい込んでしまうと劣化が進む可能性が高まります。

適度に空気に触れさせ、ある程度の衝撃を与えてあげることが大切です。







今回はビブラム♯4014で修理をしました。

分解して見たところ、かなり中底がいたんでおりました。
補強をしこれ以上負担をかかりにくくするために、ミッドソールを挟み一度マッケイ縫いをしてから、アウトソールをお付けしています。
断然強度も上がります。


2012年9月12日水曜日

PREMIATAプレミアータ レザースニーカーの靴クリーニング&補色

プレミアータのレザースニーカーです。

つま先やかかと周りがスレて色が取れてしまっておりました。





色を塗る際は一度靴全体の汚れを落としてから行いますので、
一度クリーニングをしたあとに補色を行います。

革の素材に合わせ、顔料や染料で色を塗っていきます。

今回は顔料で元の色に近づけて色を作り剥げている所を
中心に全体補色しました。






カカトもすり減っていましたので、コーナー修理を行っています。
スニーカーなど底が一体型になっているソールは
かかとの減りは 一部分の減りを補うように斜めの素材を付け整えます。

2012年9月11日火曜日

SLOW WEAR LIONスローウェアライオンをビブラム♯4014でオールソール

スローウェアライオンのブーツをオールソールしました。

ソールが劣化してしまっており、割れてしまっておりました。




今回はレッドウィング修理で良く使われる定番の♯4014で修理しました。

元々はアッパーとソールをダイレクトに接着しているセメント製法です。
靴が一番曲がる部分が割れてしまっておりましたので、中底までかなり負担がかかっておりました。

今回はその負担を軽減するためにも、間にミッドソールを挟んで一度マッケイ縫いをしております。



厚いソールをダイレクトにつけるとどうしても返りが悪いので、長く履くとアッパーへの負担もでやすかったりします。
一枚挟むことで、力のかかり方も分散されますし、今後は中底にも負担が掛からず修理が可能になります。





ただ直すのではなく、
手間がかかっても長く履けるように考えながら修理を行う。

基本ですが、修理を行う上で大切です。

2012年9月9日日曜日

Givenchy ジバンシィ サンダル vibram SKULLソール

どくろ  しゃれこうべ  がいこつ

言い方は色々あれど、様はゴキゲンなだけです。

ゴキゲンなソールあります。





ジバンシィですが、わりと明日天気になぁれてなんて 靴を放り上げてしまいそうです。



中学生の時にR&Rなんてものは髑髏と蓮の華であると思いロンジャンにペンキでペイントしましたが、間違いは無かったということでしょうか。

わりとポップです。

2012年9月6日木曜日

RED WING レッドウイング 8173 セッター カスタム

ベックマン仕様のカスタム
レザーミッドソール+vibram2333ハーフソール

レッドウィングオリジナルのベックマンですと、ハーフソールまで一緒に縫いをかけていますが、今回はソールが減った際に一番下のハーフソールの交換が容易に出来るよう接着とビスにて仕上げています。

オールソールは状態によって何度も行えるものではありませんのでこのように部分的に修理可能にしておくと長い目で見ると違いが出て来ます。

仕上げはヒールカーブを少し付け、ステッチはブラウン ヒールの大きさを気持ち多めに取り
セッターをクラシックワークブーツとして履けるように仕上げました。

仕上がり等お任せ頂きありがとうございました!

CEDER CRESTセダークレスト ビブラム♯430 ソールカスタム

セダークレストのブーツをカスタムいたしました。
元々は白いボブソールがついているタイプです。





今回はソールを♯430、ヒールをQUABAUGを付け、間にレザーミッドソールを1枚挟んで交換しました。





修理をしていてレッドウィングとは違うフォルムだなーと改めて実感。
こちらにほうがつま先のボリュームが抑えめでシックな雰囲気。

レザーシューレースに変えるだけでもファッションのレンジが広がります。

個人的に好みです。