2013年2月28日木曜日

修理のあれやこれや デッキシューズ編

先日風が強かったため、外に出してある値段表が飛んで行ってしまいました。
道路を挟んで向かいに あれやこれ屋 というジャンクショップがありまして
そちらの方まで飛ばされてしまいました。
最初は飛ばされていたことに気付かなかったのですが あれやこれ屋の親父さんが
わざわざ拾っていただいて届けにきてくれました。ルースターズの池畑さん的なルックスの
彼に「ちょとチラシぬれちゃたけど、どうぞ」なんて親切に言われてしまったので、
6年ほど前にあれやこれ屋で何故ココに?とピンポイントで売っていたビートルズのスコアを買った時以来の感動でした。
なんとも素晴らしいお店です。
すこしでも修理であれやこれやな物を紹介することにさせて頂きます。

デッキシューズの底がアッパーから完全に切れておりました。
この場合ですと接着もできませんし、裏から素材も当てれません。
普通に縫うと結局ソールから糸がきれてしまうのですが、ソールの形状の溝を使って、その溝とサイドステッチを使って縫い直しております。


手縫いであればこそ対応できるあれやこれやです。

2013年2月18日月曜日

RED WING レッドウイング 2934 ラインマン 435 オールソール

132ソールからミニビブラムハーフソール435にソール交換です。
ソールの張り出しが多いのもラインマンの特徴です。



たこが引っ掛かっても自分で取らないでね、なので滅多な事では電柱に登れませんが
町内会の関係で登ることも出てきそうです。
登る際は愛用の軍手に VIBRAM付けたいです。

2013年2月16日土曜日

RED WING レッドウイング 8268 pt91 VIBRAM100オールソール

gretsch LaRocca ENGINEER ご機嫌なトリオ
ベンジーがタイトであるはずです。
革パンから覗くバックルが素敵すぎです。




ガハハ どりゃせい 南無阿弥陀仏 といえば達也だし、グラサン 刺青 リーゼント+インディアン といえば照ちゃんなので
人の人のイメージは様々ですね。

Hawkins 英国 スエードエンジニア VIBRAM430オールソール

この時期のエンジニアはスエードの毛足の感じが好みです。

ソールの状態がアッパーに比べて偏っていますが
それでもパリッと戻せるのはグッドイヤー製法の強みです。
修理後色付け前

加工後


余程の事でも直します。
修理ばかりし過ぎて頭の中ではミッキーのやめてクレロックンロールが流れています。
ひとまず正常です。

2013年2月15日金曜日

White's Boots ホワイツ スモークジャンパー オールソール

100ソールから700ソールにオールソール。

ホワイツの場合製法とステッチの関係でなかなか大変です。
以前は手縫いで対応しておりましたが、さすがに20ミリのレザーミッドとアウトソールは出し針が通りません。
今回アウトソールはビス止になります。
デフォルトではカーバーグヒールですが、700ヒールも似合います。
ソール一つで少し落ち着いた感じになります。


2013年2月13日水曜日

CHANELシャネル パンプス トゥデザイン変更

ポインテッドトゥやラウンドトゥなど、つま先のデザインにも流行があります。
このシャネルのスエードパンプスですが、
つま先が長めに出来ており、今風では無いのでもう少し短くしたいとのご要望でした。



つま先のデザインに合わせ木型を作り、釣り込み直しました。
ほとんど履いていないため、元のソールもそのまま使用しています。


スタンダードなパンプスに仕上がりましたので、長く履いていただけると思います。


どんな靴でもつま先のデザイン変更が可能かと言えば、
元の状態、靴の製法、使われている素材等色々条件が合わないと難しい修理ではあります。



2013年2月7日木曜日

ローリングでシャークしたい

問題はシャックリするかシャークにするか

止まらない事には変わらないですが
心持ちはパンクであればこそです。

RW8179
シングルミッドソール
レザーミッドソール

rolling dub trio ローリングダヴトリオ
コペン
ラッセルモカシン

廃盤にはならないそうで、定番になったシャークは肉食いやつです。